- 生年月日:
- 1969年4月5日
- 年令:
- 44歳(2013年)
- 星座:
- おひつじ座
- 血液型:
- O型
- 身長:
- 168cm
- 体重:
- 83kg
- 所有資格:
- 宅地建物取引主任者(宅建)、賃貸不動産経営管理士、
小型船舶操縦免許(2級) 等 - 座右の銘:
- 一意専心
<プライベートも少しご紹介!>
- 家族:
- 4人家族(妻、長男、次男)
- 趣味:
- 仕事(お客様の役に立つこと)、温泉めぐり、バイク、サッカー、
アメリカドラマ鑑賞(ホワイトカラー、ユーリカ、スーパーナチュラルなど) - 好きな作家:
- 大沢在昌(ハードボイルド、推理小説)
- 好きな漫画:
- 島耕作シリーズ
不動産業界で20年
- 不動産の仕事を始めて、何年になりますか?
20年くらいになりますね。20代の頃は父が経営する税理士事務所を手伝っていたのですが、友人に誘われて不動産業界に入り、それからずっとです。
- 最初は、他の不動産会社に勤めたのですか?
そうです。現在の自分の会社を始めるまで、3社に勤めました。その後、2007(平成19)年に現在の会社を立ち上げ ました。
- 会社を作ることにしたきっかけは、どんなことだったのでしょうか?
「お客様のご要望に本気でお応えするには、自分が従業員の立場では限界がある」と感じたからですね。会社に 所属している立場ですと、やはり、本当に自分の思う通りの仕事の仕方は、できないと思ったものですから。
不動産の仕事を通じて、お客様に喜んでもらうのが本当に好きですので、自分の思う通り、お客様の役に立てる仕事の仕方を選んだ結果、自分で会社を作ることにしました。
お客様の問題は、必ず解決する
- なるほど。仕事の中で、心がけてきたことなどはありますか?
そうですね。「お客様が抱えている問題を、必ず解決する」ようにという姿勢は、ずっと持ち続けてきました。
特に売却はそうなのですが、不動産という大きな取引をするにあたって、まったく問題がなくスムーズにすべて済むというのはむしろまれで、お客様は多かれ少なかれ、何かしら問題を抱えていることがほとんどなのです。
なかなか一筋縄では行かない問題も多いので、営業マンによっては適当にごまかして話を進めてしまいます。しかし、問題を積み残して取引を成立させてしまっても、結局はお客様に、必ずご迷惑をかけてしまいます。
ですので、それらの問題には正面から向き合って、解決するようにしてきました。
また、そうやって問題に正面から向き合って行くと、「こういうことが起きた時には、こうやって対処する」というノウハウが、自分の中でたまって行くんですね。そのノウハウで、また新たなお客様の問題を解決することができています
- なるほど。たとえば売却の取引で、どのような問題が起きたことがありましたか?
そうですね。ある時、他の不動産店さんが先に媒介契約をしていた売主様から、ご相談を受けたことがありました。
売却にあたっては売主様に、
・私道の掘削許可を、私道の所有者さんからもらう。
・連棟式(※長屋的な造りの家)なので、切り離しの許可をお隣からもらう。
という条件が付いていました。
しかし、売主様が期日までにその条件をすべて片付けておくことができず、その不動産店さんから契約を解除されてしまったんですね。
それでご相談をいただきまして、私の方で、
・私道の掘削許可を、もらわなくても済むようにする。
・連棟式を切り離しても、建物の耐久性が変わったりはしないことを、建築データを示すなどして、
お隣に納得していただく。
などの対応をして、売却にこぎ着けた。といったことがありました。
- なるほど、まさに問題を解決したんですね。他にもありますか?
相続した物件を売却したいというお話もよくあって、その際にも問題が起きることがありますね。例えば、ごきょうだいで、相続の割合などについて色々と起きることがあります。そのような場合には弁護士さんを紹介して、一緒に解決に当たりますね。
本当に有利な売却をするために
- 不動産売却プロで対応する、品川区というエリアについては、どう感じていますか?
品川区では創業以来長く仕事をさせていただいていますが、とても人の出入りが多いエリアですね。それに、同じ区内でも特性が一律ではなく、場所によってかなり異なります。ですので、それぞれの場所に合わせた取引をして行くことが必要と考えています。
- わかりました。不動産の売却について、今後はどのように売主様のお手伝いをして行きたいと考えていますか?
売却の価格についてなのですが、所有しているものを売るとなれば、高く売りたいとどなたでも当然思います。思い入れのある家や土地を手放すとなれば、なおさらです。
ここで、この業界の良くないところが出てくるのですが、売主様のご希望額のまま、売り出しを始める不動産店が、とても多いのです。
私たち不動産店は、まずは売主様と「媒介契約(売買する代理人となる契約)」を結ぶことが仕事のスタートになりますので、そのために、売主様の希望額が相場からかけ離れていても、そのことを指摘せずに媒介契約を結んで、売り出してしまうんですね。
ところが実は、これは売主さんにとってとても良くないことです。なぜかというと、相場からかけ離れた価格で出している訳ですから、当然そのままでは売れず、物件がずっとさらされた状態になってしまうのです。そして買い手側は、「売り出してからずっと残っている物件だから、何か問題があって売れないんだろう」と考えてしまいます。そのため、売却条件がどんどん不利になって行くのです。
その結果として、最終的には相場よりも圧倒的に下げた価格でしか売れなくなり、売主様に損をさせてしまうのです。
残念ですが、売主様がその家で過ごした「思い出」には価格がつきませんので、不動産を高く、有利に売却する には、まず「相場」を知って、研究することです。
売主様にはこういった点をしっかりご説明して、有利な売却のお手伝いをして行きたいですね。
聞き手:株式会社ターミナス